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目を閉じて叫ぶ父さんと公園の噴水

冷えたコップと頬を伝う涙

「無知」のことを特別に思っている人って、たくさんいるのかな。今までしてきた経験や偏見なんかが、「研究家」と結びついちゃうことって、無きにしも非ずと思うんだ。

雨が降る祝日の夕暮れに窓から
何年か前、短大の卒業旅行で、友達と3人で博多港から釜山にツアーに出かけた。
未経験の韓国旅行で、高級ホテルにしばらくの宿泊だった。
メインをいっぱい観光して、はしゃいでいたけれど、しだいに道に迷った。
日本語はもちろん理解されないし、韓国語も少しも通じない。
困っていると、韓国人のお兄さんが、レベルの高い日本語で戻る方法を説明してくれた。
何年か大阪に留学して日本文化の勉強をしたという。
おかげで、無事、素晴らしい海外の旅を続けることが可能になった。
帰る当日、タクシー乗り場で道を説明してくれたその人に縁があってばったり会った。
「またおいで」と言ってくれたので、みんな韓国が好きな国になった。
いつも長期休暇には韓国旅行が計画されている。

無我夢中で跳ねる彼と月夜
太宰治の、「斜陽」は、何度も読みたくなると思う。
戦時中は貴族の娘だったかず子が、強引で引かない女に変貌する。
なかなかカッコイイと思わずにいられなかった自分。
この女性のように、誰にも負けない行動力と、意見を押し通す我が戦争が終わったこの頃は必要不可欠だったんだと思う。
それもそうだけど、不倫相手の小説家の奥さんからしたらうざいだろうと思える。
薄暗い土曜の晩に熱燗を
夏休みが半分ほどたった頃の夕暮れ時。
「カンケリ」で鬼をしている少年は、ものすごくお腹を空かしていた。
捕まえても捕まえても、カンを蹴られてみんなが脱走するので、もはや今日の缶けりは終わらないんじゃないかとガックリきていた。
へとへとに疲れて家まで戻ると、扉を開けた瞬間に今日の夕飯が判明した。
メチャンコうまそうなカレーの匂いに、少年は「よっしゃ!」と叫んだ。

風の強い祝日の日没に冷酒を
久しぶりに、明日香と麻衣子と海外旅行に行ってきました。
2人とも、私が通っていた短大の同級生で、一緒に頑張った仲です。
しかも、力を入れていたのが旅行業と、トイックなので、旅行が好きな学生たちでいっぱいでした。
特に、麻衣子と明日香を含む仲良し6人で色んな土地へ旅行に行った思い出は忘れられません。
私はもともとそれ程友人が多くないし、しかも十分だと感じています。
という事で、すごく嬉しい言葉だけど、横で麻衣子が満足しているような雰囲気だったのも私のツボでした。
勢いで口笛を吹く姉ちゃんと俺
夏期なので呼び物がたいそう増え、ここ最近、夜半にも人通り、車の往来がめっちゃ多い。
へんぴな所の奥まった場所なので、常日頃は、深夜、人の行き来も車の行き来もそんなにないが、花火大会やとうろうなどがされていて、人の行き来や車の通りがものすごく多い。
いつもの静寂な晩が邪魔されて割とやかましいことがうざいが、ふだん、活気が少ない田舎がにぎやかさがでているようにうつるのもまあいいのではないか。
近辺は、街灯も無く、小暗いのだが、人の往来、車の通行があって、活気があると陽気に感じる。

一生懸命踊る兄弟と月夜
子とのコミュニケーションをとればとるほど、ひとり娘は非常に慕ってくれる。
2歳近くまで、仕事がものすごくめまぐるしく、ふれあうことがあまりなかったため、たまたま抱っこしても近寄ってくれなかった。
父親なのにとわびしい思いだったが、仕事の業務があわただしいからと投げ出さずに、つねに、休みの日に散歩に連れていくらようにした、抱えても、お風呂でも普通になった。
ここ最近、朝、車に行く時、俺が居なくなることが悲しくて涙を流してくれるのが幸せだ。
ひんやりした木曜の深夜はビールを
暑い日に、石垣島へ仕事に出かけた。
もちろんとても暑い!
Vネックの上着の上から、スーツのジャケット。
汗をかいてサウナ状態になりすぎて、上のジャケットは大変なことに。
宿にまで到着して、ジャケットをBODY SHOPの洗顔で洗濯した。
乾いたらジャケットはピンクグレープフルーツの良い香りがした。
上着がボロくなあるのではないかと気になったけれど、それでも洗わなきゃいけない心に決めていた。

気分良く話す彼と夕焼け
OLだったころに、会社を退職するチャンスが持てなかった。
何としてでも辞めたかったわけではないから。
続ける余裕がなかったのかもしれない。
面倒になって、ある時、はっきりと今月で辞めると言った。
こんな日に何でか、いつもは少しばかり怖いと思っていたKさんが、こっちに向かってきた。
会話の途中で、自分の事態を知らないKさんが「今の仕事、難しいよね。おまえはあと少しやれると思うよ。」という話をしてきた。
色々あって胸が痛くなった。
そして、その日の帰りに、教育係に辞職をなしにしてもらった。
じめじめした火曜の夜明けはカクテルを
此の程、長編小説を読みとおすことは少なくなったが、昔に北方謙三版の水滸伝にわれを忘れるほどはまっていた。
昔に訳された水滸伝を軽く見た時は、物足りなくて、心酔しなかったが、北方謙三さんの水滸伝を読んだときは、心ひかれ、読み進めるのが止まらなかった。
会社の業務のなか休みや仕事が終わってからの夕食中、お風呂でも精読して、1日一冊ずつ読み進めていた。
登場キャラクターが人間味あふれていて、雄々しい登場キャラクターがめっちゃ多数で、そういったところにはまっていた。

控え目に吠える兄弟と観光地
出身地が異なると普通に食べるものが違うのを結婚してからとても認識するようになった。
ミックスジュース作ろうかと家内からふと聞かれ、売っていたのかなと思ったら、作るのが普通みたいだ。
缶詰のフルーツと氷を挿入して、普通の牛乳を入れてミキサーでシェイクして出来上がり。
家庭でつくったものを飲んだのは最初だけれど、めっちゃおいしかった。
うまかったし、おもしろいし、私も作り飲んでいる。

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